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終活年賀状ってどんな年賀状?私はもう出しません、年賀状も終活!

終活年賀状イメージ 終活

終活年賀状とは?
この言葉を初めて耳にする方も多いのではないでしょうか?

いったい、どんな年賀状なのか。
今回は、終活年賀状について、そのメリットや書き方についてご紹介します!

この記事を読んで学べる事
  • 終活年賀状について理解できる
  • 終活年賀状の書き方がわかる(60~70代向け)
  • 終活年賀状の書き方がわかる(40~50代向け)
  • 終活年賀状を出すタイミングがわかる

終活年賀状とは?終活が広まる中で注目の年賀状!

終活が世間に広まる中で誕生した「終活年賀状」という年賀状をご存じでしょうか?

別名「年賀状じまい」とも呼ばれる終活年賀状には、年賀状を通じて人間関係を見つめ直すための想いが込められているのです!

今回は、終活年賀状がどんな年賀状なのか?メリットや書き方についても、しっかりとご紹介していきますよ!

終活年賀状は何を伝える年賀状?終活年賀状の意味とは?

「終活」が一般的になってきてきた昨今、残りの人生を豊かにするために様々な取り組みを模索されている方が増えてきています。

終活と一言で言っても幅広い意味合いを持っていることもあり、自分に合った終活を探す方が増えてきているわけですが、同時に終活について調べていると『終活年賀状』という聞きなれない年賀状の存在を知る方も増えています。

『終活年賀状』と聞くと、新年の挨拶で自分が取り組んでいる終活を報告するのが流行っているの?と思われる方が多いのですが、実はちょっと意味合いが違います。

終活年賀状とは、簡単に申し上げると「来年から年賀状のやり取りを辞退することを伝える、最後の年賀状」のことを指します。

毎年年賀状のやり取りをしていたけど、来年からはやらないからね!と声高らかに宣言するのが終活年賀状なのです。

「年賀状をやめることが、どうして終活と関係あるの?」と疑問が出てくるのですが、実は年賀状をやめる狙いにこそ、終活との接点が隠されているのです!

終活年賀状の狙いはどこにある?終活年賀状に込められた想いとは

年賀状をやめることを宣言することが、どうして「終活」に関係してくるのでしょうか?

実は年賀状をやめることには、「人間関係を整理する」という狙いがあるのです。

長年勤めていた会社で定年を迎え、新しく第2の人生を始める上で一番大きく変化するのは人間関係です。

今までは年賀状を通じて様々な会社との繋がりがある人との交流を図ってきましたが、定年を迎えた今、もはや会社との繋がりを意識する必要はありません。

もちろん、仕事だけではなくプライベートでも親交のある人とは今後も付き合いがあるかと思いますが、これからの人生においてはまさにプライベートでの親交を重要視するようになってきます。

今までの人間関係に一度リセットをかけて、第2の人生で必要な人間関係を構築していくためには、年賀状での繋がりを断つ必要があるわけですね。

終活とは残りの自分の人生を豊かにするための取り組みのことを指すわけですから、年賀状を活用して人間関係を見つめ直すことは終活と呼んでも差し支えないのです。

ちなみに最近の終活は早いと40代前後から始まるそうで、終活年賀状も例外なく40代という働き世代でも行われているとのこと。

一体終活年賀状はどのように書けば良いのか、年代別に順番にご紹介していきましょう!

終活年賀状の書き方①:定年を迎えている場合(60~70代)

既に定年を迎えているのであれば、終活年賀状は比較的簡単に書くことができます。

というのも、年賀状を辞める理由として「健康上の理由」が使えるからですね。

例えば、このような文章で終活年賀状を書くことができます。

旧年中は大変お世話になりました

毎年頂いておりました新春のご挨拶についてですが、最近は私も手足の不自由さを感じるようになり、誠に勝手ではございますが本年をもって新年のご挨拶状をご遠慮させて頂こうと考えております

今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げると共に、ご健康とご繁栄を心からお祈り申し上げます

来年から辞めるという宣言を行う必要がありますが、それが相手に失礼なことと受け取られないように、健康上の理由を明記し、さらに今後の幸せを願っていることをしっかりと伝えることが大切です。

終活年賀状の書き方②:まだまだ働き盛りの場合(40~50代)

まだまだ働き盛りとなっている40代や50代の間でも、終活年賀状が浸透しつつあると言います。

主な理由としては、年賀状を出すことが面倒くさかったり、広がり過ぎて収拾がつかなくなった人間関係の断捨離を目的にしている場合など様々のようです。

まだ働き盛りということもあって、定年後のような健康上の理由を使うのはちょっと無理があります。

ではどのような書面にすれば良いのか、例文をチェックしてみましょう。

旧年中は大変お世話になりました

毎年頂いておりました新春のご挨拶についてですが、家族で年賀状について話し合い、誠に勝手ではございますが本年をもって新年のご挨拶状をご遠慮させて頂くこととなりました

今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げると共に、ご健康とご繁栄を心からお祈り申し上げます

いかがでしょうか。

例文では、「家族で話し合った結果辞めることになった」と伝えていますが、このように責任の所在をぼかすのが得策かなと思います。

そして「辞めることを考えている」ではなく「辞めることになった」とすることで、既に決定事項であることを明確に伝えることができます。

まだまだ仕事における人間関係が続く世代だからこそ、今後の人間関係に悪影響が出ないように心がけることがポイントとなります。

終活年賀状を出すタイミングは自由!狙いを明らかにして人間関係を再構築しよう!

終活年賀状は定年後に出すのが一般的と思われがちですが、決してそんなことはなく終活年賀状を出すタイミングは自由です。

どうして終活年賀状を出す必要があるのか、目的をしっかり持ったうえで人間関係を断捨離すれば良いかなと思います。

年賀状には悪いことだけではなく、普段会わない人との繋がりを持つことができるという大きな意味合いもあります。

一度終活年賀状を出してしまうと、なかなか取り消すことができないので、しっかりと考えて結論を出すことをおススメします!

「終活年賀状とは?」のまとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、聞き慣れない「終活年賀状」について、「終活年賀状とは」をテーマに、そのメリットや書き方についてご紹介しました。

終活応援.net」では、皆様の終活をこれからも応援していきます。

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